
カレル・タイゲ ポエジーの探求者
私はかれのことが好きだ、なぜなら、詩人だからだ ル・コルビュジエ。
前衛芸術を牽引し、雑誌を創刊し、装幀を手がけ、コラージュを残した、チェコ・シュルレアリスム運動の最重要人物カレル・タイゲ。モスクワとパリに挟まれたプラハという磁場で終生「ポエジー」を謳った理論家の全貌を明らかにする。
■目次
・序章 「埋葬」されなかった前衛芸術
・第1章 デヴィエトスィル
・第2章 ポエティスム
・第3章 建築批評
・第4章 現実をめぐる複数のイズム
・第5章 流れに抗うシュルレアリスム
・第6章 内的モデル
・第7章 夢、コラージュ
・終章 タイゲとポエジー
・付録 カレル・タイゲ評論選
・註
・略年譜
・書誌
・図版出典一覧
・あとがき
著者:
出版社:水声社
サイズ:四六
ページ数:340
発行年:2017.12