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立原道造 故郷を建てる詩人

セール価格 3,850円(税込)

青春の抒情をうたう詩人であると同時に、将来を嘱望された新進建築家でもあった立原道造。故郷喪失感を抱えた東京人としての彼は、文学と建築という対照的領域の狭間に「第二の故郷」をいかにして創造したのか? 従来の立原論が軽視してきた「詩人にして建築家」という二重性に着目し、双方を同等の比重でとらえる画期的論考。

■目次

・序 手と足

・第一章 建築論

・第二章 建築文学

・第三章 建築設計

・付論Ⅰ 立原道造の盛岡 北での「対話」

・付論Ⅱ 軽井沢という「故郷」 堀辰雄、立原道造、そして中村真一郎

著者:岡村民夫

出版社:水声社

サイズ:四六判

ページ数:348

発行年:2018.06