ホーム 鈍色の戦後 芸術運動と展示空間の歴史

鈍色の戦後 芸術運動と展示空間の歴史

セール価格 4,950円(税込)

展示空間からみた戦後の美術史。モダニズムが浸透する戦後において、作家、評論家、歴史家たちは分野を超えて共同し、そのプリズムは展示空間に投射された。1940年代から1960年代において画期をなした展示空間の歴史を綿密に検討し、「伝統」「デザイン」「環境」を論点に『鈍色の歴史』を立体的に描き出す。

■目次

・はじめに

・第一部 伝統 鈍色の足場

 占領下のアントニン・アンド・ノエミ・レーモンド

 方法としてのディスプレー

 丹下健三と岡本太郎による壁画の設置

・第二部 デザイン 鈍色の議場

 浜口隆一とアーサー・ドレクスラーの交錯

 メタボリズムの場景

・第三部 環境 鈍色の広場

 百貨店のインターメディア

 大阪が学んだこと

・むすびにかえて

・注

・公刊されていない資料

・年表索引

・あとがき

著者:辻泰岳

出版社:水声社

サイズ:A5

ページ数:353

発行年:2021.03