
ジョセフ・アルバースの授業 色と素材の実験室
バウハウス、ブラックマウンテン・カレッジ、イェール大学という三つの重要な教育機関で教え、今日なお影響を与え続ける画家・デザイナー、ジョセフ・アルバース。制作と教育の両側面から、その全貌に迫る。
■目次
・ごあいさつ
・たゆみなき探究の軌跡 ジョセフ・アルバースの授業と制作 亀山裕亮
・ジョセフ・アルバースの教室で ブレンダ・ダニロウィッツ
・Chapter 1
バウハウス 素材の経済性(1919–1933年)
ジョセフ・アルバースとバウハウスの日本人学生 亀山裕亮
・Chapter 2
ブラックマウンテン・カレッジ 芸術と生(1933–1949年)
ブラックマウンテン・カレッジのアルバース 永原康史
・Chapter 3
イェール大学以後 色彩の探究(1950–1976年)
共鳴 「正方形讃歌」 沢山遼
・Chapter 4
版画集「フォーミュレーション:アーティキュレーション」(1972年)
・[アルバース・アンソロジー] 制作と教育をめぐる思考
歴史的か、現代的か?
工作によるフォルムの授業
美術の指導について
経験としての芸術
芸術の意味
ブラックマウンテン・カレッジの芸術
ウルム造形大学での基礎課程
私の絵画における色彩
私の「正方形讃歌」について
・[デザインすることは] 一般教育と美術教育 所有的か、生産的か
アルバース、絵を描く
資料編
ジョセフ・アルバース略年譜
日本における展覧会
主要参考文献
作品リスト
著者:DIC川村記念美術館(編)
出版社:水声社
サイズ:A5
ページ数:352
発行年:2023.08