建築史研究の新視点 三 復原研究と復原設計
近年、史跡などの整備の一環として建造物を復原する例が増えている。復原設計をするためには、復原研究が必須である。また、実際に復原工事を行わない場合でも、建築史研究においては、建築の歴史的な様相 - 意匠・構造・材料 など - の復原考察が必要なのは当然である。本書は、足利学校、染井能舞台、出島オランダ商館、旧原邸などに関する復原整備の資料を収録し、細部にわたり解説した研究書である。
著者:西和夫
出版社:中央公論美術出版
サイズ:B5
ページ数:364
発行年:2001.02
