平安時代貴族住宅の研究
本書は、平安時代貴族住宅で行われた儀式に着目し、これがどのように展開されていたのかを空間的視点から解明することによって、平安時代の貴族住宅を日本住宅史の中に位置づけようとしたものである。また同時に平安宮内裏および平安京をも対象とし、広く都市的文脈を究明する中から平安時代貴族住宅の空間的性質をより深く論じている。
・平安宮内裏の空間的秩序
・貴族住宅の空間的秩序
・里内裏時に於ける貴族住宅の空間的秩序
・平安時代貴族住宅に於ける「礼」及び「晴」
・中世住宅への変遷過程
・平安京に於ける空間認識
著者:飯淵康一
出版社:中央公論美術出版
サイズ:B5
ページ数:614
発行年:2004.02
