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崩壊について

セール価格 2,860円(税込)

建築や構造物は人間が造りあげた以上、それは生命体と同様ついには死にいたる。ピラミッド、ローマの水道橋、ピサの斜塔やヨーロッパの教会堂、出雲大社や羅城門から文学作品まで、古今東西の事例の「死にいたる諸相」を検視した建築崩壊の歴史。白黒図版多数収録。

■目次

・第一章 緒としての二枚の絵

・第二章 壊れやすい構造、壊れにくい構造

・第三章 大聖堂の石造天井

・第四章 イタリアの鐘塔

・第五章 イギリス、フランスにおける中央塔の聳立

・第六章 王朝時代の日本建築

・第七章 手抜かり・手抜き

・第八章 天譴と僥倖

・第九章 曲芸的デザインへの挑戦

・第十章 雷撃、雷火と避雷

・第十一章 死を忘るな、または虚栄の戒め

・第十二章 不安、禁忌、予兆

著者:佐藤彰

出版社:中央公論美術出版

サイズ:A5

ページ数:241

発行年:2006.08