ブルネッレスキ イタリア・ルネサンス建築史ノート(1)
フィレンツェ大聖堂クーポラの建造に生涯をささげた近代的技術者の先駆、「透視図法」の創始者、「古典建築復興」の立役者などと位置づけられてきたブルネッレスキを、絵画や彫刻とは異なる「建築」の独自性追求という視点から捉え直す試み。
■目次
・はしがき
・I 「建築」に向かって
・II フィレンツェ大聖堂クーポラ
・III 透視図法
・IV オスペダーレ・デリ・インノチェンティ
・V サン・ロレンツォ聖堂
・VI サン・ロレンツォ聖堂旧聖器室
・VII パラッツォ・ディ・パルテ・グエルファ
・VIII 住宅建築と軍事建築
・IX パッツィ家礼拝堂
・X サント・スピリト聖堂
・XI サンタ・マリーア・デリ・アンジェリ修道院「ロトンダ」
・XII ブルネッレスキの周辺 ギベルティとミケロッツォ
・資料
・あとがき
著者:福田晴虔
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:328
発行年:2011.09
