風景現象の建築論的研究
本書の目的は、人間存在に関わる全事象の中への風景現象の定着であり、風景論の原論の構築の探求である。藤原京の風景を詠った『万葉集』の解釈や芭蕉の俳諧などの歴史的・文学的・経験的風景現象の中に詠みこまれた各事例に範をとり、根本の事象としての見るという経験を通路にして、風景なるものの全体的把握と、見ることの主客のはざまに生起する人間と世界との構造を探ったユニークな論考である。
著者:香西克彦
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:284
発行年:2012.11
本書の目的は、人間存在に関わる全事象の中への風景現象の定着であり、風景論の原論の構築の探求である。藤原京の風景を詠った『万葉集』の解釈や芭蕉の俳諧などの歴史的・文学的・経験的風景現象の中に詠みこまれた各事例に範をとり、根本の事象としての見るという経験を通路にして、風景なるものの全体的把握と、見ることの主客のはざまに生起する人間と世界との構造を探ったユニークな論考である。
著者:香西克彦
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:284
発行年:2012.11