西洋建築史I メソポタミアとエジプト建築からバロック建築の発展まで
著者ワトキンはケンブリッジ大学で教鞭をとった現代を代表する建築史家であり、その史観の根底をなすのは、あくまで冷厳なイギリス流のクラシックなアカデミズムである。本書は古代から現代までの多様な世界建築史の流れを、独特かつ柔軟な観点から考察した出色の通史であり、情熱溢れる記述が随所に現れる個性豊かな見解が特徴といえる。訳者の明解・周到な翻訳とあいまっての名著の公刊。
著者:デイヴィッド・ワトキン、白井秀和
出版社:中央公論美術出版
サイズ:B5
ページ数:450
発行年:2014.03
