建築講義要録 ジャン・ニコラ・ルイ・デュラン
本書は、フランス国立理工科学校(エコール・ポリテクニーク)において、1799年から1834年まで建築概論の講義を担当した建築家・美術理論家デュラン教授の講義録全2巻を邦訳し、多くの図版を補足として加えて1冊にまとめたもの。本書でデュランは、建築の経済性及び実用性を強調し、対称性をもつ秩序ある形態を推奨している。彼の革命的な建築理論は、フランスのみならずヨーロッパ全体に影響を与えた。
多くの翻訳と版を重ねる重要文献、本邦初の刊行。
著者:ジャン・ニコラ・ルイ・デュラン、丹羽和彦、飯田喜四郎
出版社:中央公論美術出版
サイズ:B5横
ページ数:232
発行年:2014.07
