パブリックアートについて語り合う。
隈研吾、菅義偉(内閣官房長官)、高階秀爾(大原美術館館長)、檀ふみ(女優)、宮田亮平(東京藝術大学学長)、堀文子(画家)、養老孟司(解剖学者)・・日本を代表する各界の識者が、パブリックアート、芸術文化のあり方、日本について、科学や生命など興味深い話題に対し貴重な意見を交わす。さまざまな立場から語られる言葉のなかに、芸術文化と私たちのより良い関係、より豊かに生きていくためのヒントを読み取ることができる。(公財)日本交通文化協会が発行する「くれあーれにゅーす」に収録された座談会(全10回)と特別寄稿を再編したもの。
■目次
第一回 芸術・文化と科学・技術の協奏を考える
第二回 創造する魂、広がるパブリックアートの世界
第三回 自然を見つめる、生命と向き合う
第四回 公共の芸術文化を語る
第五回 追悼・平山郁夫とクレアーレ
第六回 パブリックアートがたどった道と未来
第七回 パブリックアートをより楽しく、より豊かに
第八回 21世紀は文化を尊ぶ文明社会を創らなくてはいけない
第九回 豊かさを育てる芸術の力 パブリックアートの更なる可能性を目指して
第十回 オリンピック開催を機に「文化国家 日本」の宣言等について語り合う
著者:滝久雄
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:288
発行年:2014.09
