木割表現論
主に文字と数字を用いて建築を概念的に表現することで独特な形式・理論を創出した、我が国の歴史的な建築生産を根幹で支えた技術である「木割」について建築史学的に考察。日本の伝統的木造建築を理解する上で必携の書。
■目次
・序章 本書のねらい-比例と形式-
第一章 木割書の研究課題
・第一編 木割の研究 -比例-
第二章 建築規模の変化
第三章 柱-組物-垂木の相互関係
第四章 実寸と比例の差異
・第二編 王子造りの研究 -形式-
第五章 王子造りの技法とその概念
第六章 王子造りの神社建築としての特質
第七章 せき棟造りと王子造りの差異
第八章 王子造りの名称について
・終章 研究の総括
著者:山岸吉弘
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:304
発行年:2015.01
