日本建築規矩術史
中世・近世の規矩術の変容過程を技術史的立場から解明し、秘伝とされてきた近世以前の規矩術の体系化を初めて試みたもの。日本建築技術史に大いに寄与し、今後の文化財建造物修理や技法調査、伝統的建築の設計など実務においても必携の書。
■目次
・序章 軒規矩術研究の目的と概要
・第一編 中世の軒規矩術とその変容過程-留先法-
・第二編 近世の軒規矩術とその変容過程-引込垂木法-
・第三編 中世から近世にかけてのその他の技法
・第四編 扇垂木の技法
・結章 日本建築規矩術のまとめ
著者:大上直樹
出版社:中央公論美術出版
サイズ:B5
ページ数:416
発行年:2015.12
