近世禅宗寺院の空間構成・意匠の研究
禅宗固有の建築空間と意匠は、中世から近世の禅宗寺院へとどのように継承されたのか。各地に残る禅宗寺院本堂の建築遺構を実証的に検討し、近世禅宗建築の発展消長を明らかにする。
■目次
・序論
・第一章 近世臨済宗寺院の寺院構成
・第二章 近世中・後期の臨済宗本堂の分布と平面の発展
・第三章 近世前期の曹洞宗本堂
・第四章 近世中期の曹洞宗本堂の分布と平面の定着
・第五章 近世後期の曹洞宗本堂の平面の分化と内部空間の発展
・結論
・補論 中・近世の禅宗の塔頭客殿について
著者:杉野丞
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:324
発行年:2016.03
