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旧軍用地と戦後復興

セール価格 7,150円(税込)

終戦によって遊休国有地となった旧軍用地が、どのように都市に組みこまれ、戦後復興が図られたのかを、全国的な動態と個別の都市の具体例から包括的に考究し、戦後史としてだけではなく、人口減少時代を迎えた現代の土地活用と都市計画の課題にも広く示唆を与える気鋭の論文集。

■目次

・序章

・旧軍用地転用の全体像

  旧軍用地の立地/終戦直後に国から出された旧軍施設の転用方針

  戦災復興計画における旧軍用地の転用方針とその成果

  高度経済成長期前半における旧軍用地の転用と都市施設整備との関係

  旧軍港市四都市における旧軍用地の転用傾向

・各都市で展開された旧軍用地転用と都市形成

  旧軍用地の学校への転用と文教市街地の形成

  東京における戦災復興緑地と旧軍用地

  名古屋市における旧軍用地転用と都市構造再編

  横須賀市における旧軍用地転用計画とその特質

  佐世保市における旧軍用地転用計画とその特質

・結章

著者:今村洋一

出版社:中央公論美術出版

サイズ:A5

ページ数:368

発行年:2017.03