
スペイン初期中世建築史論 10世紀レオン王国の建築とモサラベ神話
本書は、イベリア半島初期中世、とりわけ10世紀のプレロマネスク建築を、社会的文脈と建築的造形とから論じた本格的研究書である。文献資料と現存する遺構の造形・工法の分析から、知られざる初期中世の建築と社会を描き出す。
■目次
・スペイン初期中世建築研究史
・レオン王国とモサラベ移民
・スペイン初期中世建築の特質
・10世紀レオン王国の建築
・結論
著者:伊藤喜彦
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:696
発行年:2017.02