
ウィーンのシュテファン大聖堂
後期ゴシックにおける建築空間の生成プロセスとハプスブルク家の造営理念について、著者の多年に亘る調査を踏まえて明らかにした労作。
■目次
・序
問題提起/造営史と先行研究概要
・外観の造営
司教座設立への模索/ルードルフ四世の皇帝大聖堂構想
市民の南塔/皇帝の<フリードリヒ破風>
・荘厳空間の創出
段形ホールの特異性/権威の表象
リブ・ヴォールトの空間表現/図面とトレーサリー
内陣問題
・結論
・資料
著者:岩谷秋美
出版社:中央公論美術出版
サイズ:A5
ページ数:544
発行年:2017.03