
新装版 バウハウス叢書 6 新しい造形芸術の基礎概念
新装版 第3回配本(2020年2月刊行)
行動するデ・ステイル
「芸術家は自分の芸術について書くのではなく、自分の芸術から書かざるをえなくなるのである。」
オランダの造形運動デ・ステイルを主宰したドゥースブルフの造形芸術論。「友と敵に」ささげられた本書は、新しく登場した抽象絵画に対する一般観衆の無理解と攻撃に対し、芸術作品一般の原理に基づき作品の見方を解き明かす。運動の普及に情熱を注いだ彼は、20年代初めヴァイマールに滞在しバウハウスの機能主義的デザインに影響を与えた。本書はバウハウスとデ・ステイル双方の友情のしるしである。
著者:テオ・ファン・ドゥースブルフ、宮島久雄
出版社:中央公論美術出版
サイズ:B5変
ページ数:88
発行年:2020.02