ル・コルビュジエの手帖 ドイツ紀行(日本語版)
ドイツを旅行したときにル・コルビュジエが携帯したノートは、1911年4-5月の期間に書かれており、東方への旅に先立つものである。コルビュジエはドイツへの旅で、Munich、Berlin、Halle、Naumburg、Ratisbon、Augsburgに立ち寄り、彼は、ドイツの建築における最も反体制的な流れ表現していたTheodore Fischerや、Baron Gunther von Pechmann、William Ritterなどの作家や技術の人々、そしてPeter Behrensにいたる、深く影響を受けた人々に出会うことが出来た。そこで出会った建築によって、彼が旅の初期の目的を変化させたことが、このノートにおいて明らかになる。彼はLa Chaux-de-Fonds芸術学校のために、労働者階級の住宅といったテーマなど、より広い世界的な内容に夢中になっているドイツの学校における、芸術の状況全体に関する情報を記し、また彼自身の建築に関する研究を完成させる必要性も描いている。このノートの中では、短く簡潔な文章や旅行の印象などが掲載されており、さらに、感銘を受けた数々のドローイングや風景、造形物か示してある。そこに描かれているデザインのスタディーや水彩画は、いかにしてコルビュジエがその時代における、主要な観念的で世界的な問いかけを受けとめたかを示している。 (全5冊+日本語版)
■内容
■ドイツの手帖(手帖4冊+オリジナル写本1冊)
・Carnet 1
・Carnet 2
・Carnet 3
・Carnet 4
・「秩序の勝利」と「幸福な発展」 ジュリアーノ・グレスレーリ
・読者への注意 ジュリアーノ・グレスレーリ
■解説(日本語訳1冊)
・ル・コルビュジエの多能生性の萌芽 佐々木宏
・訳者あとがき 佐々木宏
・地図
著者:ル・コルビュジエ・、佐々木宏
出版社:同朋舎出版
サイズ:169×99
ページ数:390
発行年:1995.12
