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記憶表現論

セール価格 4,180円(税込)

記憶は風化するに任せるしかないのか。当事者に頼らずとも記憶を伝える方法はないのか。従来の記憶の伝え方に問題はなかったのか?。記憶をいかに伝えるかについて、映画、文学、音楽、写真など、8つの表現分野から論じる。

■目次

・序 記憶のアクチュアリティへ 笠原一人

・「映画」記憶のエコノミーに抗して 細見和之

・「文学」エチカ、地上の声 季村敏夫

・「音楽」コール&レスポンス、あるいは友愛の記憶 湊大尋

・「写真」受動としての写真 宮本隆司

・「美術」戦争が終って転々とするものについて 木下直之

・「展示」空間の中の時間 寺田匡宏

・「都市」環境ノイズエレメント 宮本佳明

・「建築」メモリアルを超えて 笠原一人

・あとがき 寺田匡宏

著者:笠原一人、寺田匡宏、他

出版社:昭和堂

サイズ:A5

ページ数:296

発行年:2009.03