ホーム 建築フィールドワークの系譜 先駆的研究室の方法論を探る

建築フィールドワークの系譜 先駆的研究室の方法論を探る

セール価格 3,080円(税込)

現実の建築物は最良の教科書。そこに住む人々は最良の師。机上の訓練や座学をどれだけこなしても建築の技術は上達しない。とはいえフィールドワークは名人芸に近いという。どうすれば習得できるのか?この本を読めば、どこの研究室のドアを叩けばよいかが分かる。

■目次

・序 方法論としてのフィールドワーク

I 居住空間の原理を探る

1. 住居集合論 東京大学・原研究室

2. デザイン・サーヴェイと設計 東京工業大学・茶谷研究室→八木研究室

3. 日本の住宅と住宅地を変えるために 千葉大学・服部研究室

4. 半透明空間研究と高密度高複合都市研究 早稲田大学・古谷研究室

II. 集落世界をあぶり出す

5. 集まって住む 芝浦工業大学・畑研究室

6. 住まいの伝統技術 筑波大学・安藤研究室

III.都市に生きる人々の暮らしを捉える

7. 地域に世界を読む 滋賀県立大学・布野研究室

8. 住まいをめぐる価値の研究と実践 京都大学・巽研究室→髙田研究室

9. 日常性、ふるまい、ネットワーク 東京工業大学・塚本研究室 アトリエ・ワン

IV. 都市に堆積した時間を紐解く

10 都市の歴史を掘り下げる 法政大学・陣内研究室

11 全球都市の分析手法を開発する 東京大学・村松研究室

V. 居住文化から建築を読み解く

12 アジアへの視線 学習院女子大学・乾研究室

13 屋根裏のコスモロジー 国立民族学博物館・佐藤研究室

14 民族建築その後 公立鳥取環境大学・浅川研究室

Column1 デザイン・サーべイというフィールドワーク 法政大学・宮脇ゼミナール

Column2 農村住宅の建築計画学的研究 大阪市立大学・持田研究室

著者:日本建築学会

出版社:昭和堂

サイズ:B5

ページ数:136

発行年:2019.01