日本植民地建築論
日本帝国の拡大に伴って広がった、日本近代建築の忘却された作品群を体系的に展望、各地域における建築史的位置づけの基礎データを提供するとともに、建築が植民地支配に果たした役割を余す所なく描き出す。日本近代建築史の巨大な欠落を埋め、初めて本格的な歴史的評価を示した労作。
■目次
・序章 植民地建築とは何か
・第1章 植民地の政治と建築
・第2章 植民地の経済と建築
・第3章 植民地の社会と建築
・第4章 建築活動を支えたもの
・第5章 世界と日本のはざまの建築
・終章 日本植民地建築の過去・現在・未来
著者:西澤泰彦
出版社:名古屋大学出版会
サイズ:A5
ページ数:484
発行年:2008.03
