
チョコレート・タウン 「食」が拓いた近代都市
チョコレート工場を中核として築かれた新たな都市「チョコレート・タウン」。甘くて苦い嗜好品の大量生産・輸送・消費・広告は、どのような空間や生活をもたらしたのか ——。欧米の代表的事例から、外来の「食」が「住」を刷新していく歴史をトータルに描きだす。
■目次
・序章 新しい「食」
・第1章 「労働者都市シテ・ウーヴリエール」の精華
・第2章 「ピクチュアレスク・ヴィレッジ」の後継
・第3章 「田園都市ガーデン・シティ」への階梯
・第4章 もう一つの「都市美シティ・ビューティフル」
・終章 チョコレート・タウンと「近代都市モダン・シティ」
・付章 チョコレートの〈衣〉と「衣服改良ドレス・リフォーム」
著者:片木篤
出版社:名古屋大学出版会
サイズ:A5
ページ数:440
発行年:2023.09