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寺社の装飾彫刻

セール価格 4,950円(税込)

我が国の木彫刻は、「仏像彫刻」と「建築彫刻」という大きな二つの流れで育まれて来た。建築彫刻は安土・桃山時代頃から装飾豊かな建物が造られるようになり、その頂点になった建物が日光東照宮である。日光東照宮は一時、外国人建築家の偏見によって桂離宮や伊勢神宮に比較して過飾で無価値な建物と酷評されたが、現在では再評価がなされて、江戸時代の大工や彫工たちによって彫られた超絶なる技巧に関心が示されるようになった。

本書は諏訪大社で建築装飾の撮影をして以来、その魅力にとりつかれ、これまでに日本全国の約650寺社を巡って取材し撮影を続ける著者が、北海道から鹿児島までの厳選した111寺社の貴重な写真をまとめた待望の写真集。テーマ別の作品紹介も含めると約750枚に及ぶ写真を掲載。

著者:若林純

出版社:日貿出版社

サイズ:B5変

ページ数:183

発行年:2012.01