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寺社の装飾彫刻 中部編

セール価格 4,180円(税込)

シリーズ第4冊目。全国の代表的な作品を紹介した大好評の1冊目に続いて、更に詳しく地域の作品を紹介した2・3冊目の関東編・上下巻をこれまで刊行したが、本書はそのシリーズの第4冊目になる中部編。中部地方は、地理上の分類では新潟、富山、石川、福井も含まれるが、この日本海側4県は本書では取り上げず、別編に北陸として組み入れる。

この地方の特徴は何といっても江戸時代以降の二大建築集団となる「大隅流」と「立川流」の発生が同じ長野県の諏訪地方であり、この匠たちが中部地方・関東地方を中心に見事な建築と装飾彫刻を残したことにある。

本書では立川流3代にわたる彫刻が施された静岡浅間大社、大隅流と立川流が競って二つの宮をそれぞれ請け負った諏訪大社、幕府作事方や地元の棟梁の元さらに彫刻は後藤派が担当した身延山久遠寺などを巻頭に、5つの県の100寺社の究極の作品を全カラー写真で多数紹介。

著者:

出版社:日貿出版社

サイズ:B5変

ページ数:223

発行年:2013.04