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西山夘三の住宅・都市論 その現代的検証

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戦後の住宅・都市研究が切り開いてきた蓄積は、今日改めてその有効性の再検討を迫られている。本書では、近代建築計画学やすまい・まちづくりの実践的研究に大きな足跡を残した西山理論を各専攻領域・専門分野から検証する。

■目次

・総論 西山住宅学論考/住田昌二

西山住宅学生成の鍵としての昭和10年代/住宅計画学の確立/住宅政策の展開-マスハウジング・システムの構築/住様式論と住宅階層論/西山住宅学の特質/西山住宅学の特質/西山住宅学の超克を目指して

・第1章 西山夘三の農家研究-その視点と足跡-/中島煕八郎

農家研究との接点/「建築運動」から農家研究への展開-1950年代の10年/西山夘三、西山研究室の農家・農村研究の転換とその客観的背景/「日本のすまいIII」「IX農家」に見る西山夘三の農家研究の視点

・第2章 西山夘三と「持家主義批判」/森本信明

「持家主義は自民党のしかけたワナだ」にみる「持家主義批判」/「住宅問題」にみる西山の住宅経済のとらえかた/「住宅問題」に影響を与えた文献/「市場の失敗」と「公共の失敗」/「市場主義」と「持家化社会必然論」/「まちなか戸建」-まとめにかえて

・第3章 1960年代世界デザイン会議とそれ以来の理論的発展/構想計画論への道筋/構想計画の理論的枠組み/同時代的潮流について/「京都計画六四」の提案とそれをめぐる論争およびその後の提案

・第4章 地域生活空間計画論と景観計画論/中林浩

地域計画論/景観論・景観計画論

・第5章 大阪万博と西山夘三-会場計画とお祭り広場/海道清信

大阪万博の特徴-愛知万博との比較から/会場計画策定の経緯と体制/会場計画のコンセプトと展開/お祭り広場の思想とデザイン

・西山夘三年譜

・後記

著者:住田昌二、西山夘三記念すまい・まちづくり文庫

出版社:日本経済評論社

サイズ:四六

ページ数:393

発行年:2007.05