アクティブ・セミアクティブ振動制御技術の現状
ここ20年ほどの間に、建築構造の世界において、「制御」「応答制御」あるいは「振動制御」という言葉が大きな重みをもつようになった。「パッシブ制御」「アクティブ制御」ともに多くの建築構造物に適用され、「制御」技術はいまや建築構造分野において重要な位置を占めるようになってきている。このような状況のなかで、本刊行物は、建築構造物を対象としたアクティブ・セミアクティブ振動制御の現状を取りまとめたものである。アクティブ・セミアクティブ振動制御を取り扱った学会刊行物としては、初めてのものとなる。
■目次
・1章 はじめに
・2章 アクティブ・セミアクティブ制振対象建物の計画上の留意点
・3章 アクティブ・セミアクティブ制振装置の計画
・4章 アクティブマスダンパー(AMD)の設計
・5章 セミアクティブ制振装置の設計
・6章 設置前の実験と建物完成後の振動観測
・7章 将来展望
・附録 最適レギュレーターの基本特性
著者:日本建築学会
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:150
発行年:2006.05
