
木質構造部材・接合部の変形と破壊
本書では、多くの構造性能が接合部で決まるといわれる木質構造建築物について、既往の研究や実験の結果、事故や災害の記録の中から、木材及び木質材料による構造部材とその接合部、そしてそれらからなる構造体の変形と破壊の実現象を取り出して紹介することで、どこまでが安全なのか、どのように現象を理解するべきなのか、を考える手掛りを提供したい。また、そこを出発点として、どこまでが安全に利活用できる範囲なのかを考え、その範囲を拡げるための手助けとなる情報も併せて提供したい。
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:169
発行年:2018.02