建築工事標準仕様書・同解説　JASS26　 内装工事

1991年3月に刊行され、10数年の長きにわたり改定の機会がなかった内装工事標準仕様書が今年改定された。今改定では「JASS25　ユニット類工事」の内から「システム天井工事」「フリーアクセス床ユニット工事」等の4つの工事を内装工事に取り込んでいる。他にも仕様書の構成は種々の内装工事を、天井、壁、床ほかに区分したこと。各部位に対する要求性能を明確化するため、また工事の施工手順を踏まえた分類とするために、部位ごとに下地工事、板張り工事、仕上げ工事に区分したこと。この10年で材料・工法として定着した下地材などを加えたこと。喫緊の課題である有害な揮発性有機化合物や二次部材の耐震性に関して記述を加えた。これらが加えられた。