室内温熱環境 測定規準・同解説 日本建築学会環境基準 AIJES-H002-2008
地球温暖化が世界的に確実に進行する中で、わが国では民生部門のエネルギー消費とそれに伴う二酸化炭素の排出が着実に増加しており、対策が急務となっている。室内温熱環境設計の大きな目標は、安全・健康・快適と省エネルギーの両立である。本基準では、室内の温熱環境の測定方法を扱う。さまざまな室内環境をなるべく統一した方法で測定することで、得られたデータは比較や評価において信頼性がより向上し、さらに将来的な利用に対しても有用なものとなるだろう。
■目次
はじめに
1.目的
2.適用範囲
3.用語の定義および単位
取り扱う基本的温熱要素/定義
4.各温熱環境要素の測定方法
気温/湿度/気流/熱放射
5.測定位置
気温/湿度/気流/熱放射
おわりに
(解説)
はじめに
1.気温
一般事項/測定機器/測定方法/簡易な校正方法2.湿度
一般事項/測定方法と測定範囲・誤差・応答性等/電子式湿度計の校正方法
3.気流
一般事項/測定機器/時定数と精度/風速計の校正/風向の確認
4.熱放射
一般事項/測定機器/精度等の向上のために/温度・電圧ロガーの温度校正
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:47
発行年:2008.03
