ユニバーサルデザインの教科書

本書は、基礎編・実践編・応用編から構成されており、基礎編では具体的な生活の中の範例を課題に据えて、ユニバーサルデザインの考え方に対する理解を深めていく。実践編は、ユニバーサルデザインの達成度評価法として開発されたプロダクト・パフォーマンス・プログラムの理解と習得を中心に、ビジネスの現場でユニバーサルデザインによる実践的な商品開発を行う上で手がかりとなるガイドラインと評価法について検証・解説した。応用編では、基礎編・実践編の習得を基盤に、実際の商品づくりや企業におけるブランド戦略への取り組みから市場化に向けたデザインやビジネスの進め方に対する対策や配慮などをできるだけ広く、かつ専門的に紹介・解説した。