光を彩る、色が輝く LEDと創造力が出会うとき
21世紀の光源として普及期に入ったLED。コンピュータやネットワーク技術と親和性が高いLEDには「デジタルライティング」や「カラーライティング」などの従来の光源にはない魅力と能力が備わっています。本書では、建築、照明、インテリアに生かせるLEDライティングの先進事例とさまざまな分野のプロのLEDへの視点、先駆的取り組みを紹介します。
■目次
・光+色+想
対談 光の存在が意味するところ 畠山直哉×青木 淳
光が輝かせる「心と体」有賀明美
体が覚える、心に染みる 高橋匡太
科学の探求心と共鳴する 森万里子
・光+色+技
さわれない「光」の役割 石井裕
根源的な強い体験を信じる 岩井俊雄
メディア技術の革新を取り込む 藤本隆行/真鍋大度/菅井俊之/田中良治
・光+色+景
鼎談 LEDの可能性 武石正宣×内原智史×中道淳
対談 原点に返ることで見えるもの 藤本壮介×戸恒浩人
絶えず動き、変化するような 現象としての「建築」を生む 隈研吾
静かに、ドラマティックに シンプルな強さで満たす 吉岡徳仁
映像を意識したデザインで幻想的な光景をつくり出す グエナエル・ニコラ
厳格な色の再現と変奏 都市の中での顔づくり 丹下都市建築設計
ときに熱く、ときに穏やかに わき起こる感情の幅を広げる 東海林弘靖
街の品格にふさわしい白生地のキャンバスに 松屋銀座
アート展示に省エネに 企業姿勢の表明に貢献 ソニービル
飽きさせない演出が集客の原動力となる 江ノ島展望灯台
・光+色+進
光と色を操るテクノロジー
デジタルカラーライティングの先駆者「カラーキネティクス」の技術と可能性
・コラム 光のデザインから陰影のデザインへ 面出薫
・コラム 表象からデータへ メディアアートにおける光への取組み 阿部一直
・都市の記憶1 仏・パリ 文化の営みを体現する都市照明 石井リーサ明理
・都市の記憶2 東京・丸の内 由緒ある街の表現をガイドラインで守る 三菱地所設計
・都市の記憶3 東京タワー 50余年、愛され続ける都心のランドマーク 日本電波塔
・インタビュー 信頼と独自性を胸に照明市場を切り開く 大槻清
・掲載プロジェクトデータ
著者:日経アーキテクチュア
出版社:日経BP社
サイズ:A5
ページ数:183
発行年:2010.09
