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タワーシティ 超高層のあるまち

セール価格 4,180円(税込)

本書は超高層に働き、遊び、住む人間が歩く目線で体験する都市空間つまり、主に低層部に配置するパブリックスペースなどのあり方に目を向けている。『日経アーキテクチュア』の再録にて構成。日本のみならず世界各国で課題となる都市の持続と再生のために、半世紀にわたるタワーシティ開発の経験や、そこからの反省を今後にどう生かすのか。郊外で発展した大規模商業開発のノウハウなども視野に収めつつ、凝集型でマネジメント効率の高い街づくりを探るための1冊。

■目次

・1 日本のタワーシティが担う都市の再生とインフラ輸出

 座談会 日本型の街はアジアの各都市に輸出できる

 地域の個性を奪い、岐路に立つグローバル時代の超高層

 「日本型」大規模開発が育てた歩行者中心のまちの可能性

 容積率緩和などの要件として運営ソフトも評価する制度が有効

山田幸夫×光井純×大澤秀雄 司会・藤村龍至

座談会後記 藤村龍至

日本のタワーシティ[都市開発]/日本のタワーシティ[技術]

縮こまっていてはジリ貧/実効性が問われる成長戦略/新たな成長戦略に「国家戦略特区」

首都高の空中権売却で都市再生/民間提案で脱「請け負け」

「開かれた」から「交わる」へ転換/住宅が下でオフィスが上

日本の「街」を丸ごと輸出/各国の発展段階に応じた提案を

大地震から超高層を守れ/「安心」を高める新・設計法

・2 大規模タワーシティが 東西ターミナルで始動

 あべのハルカス

 渋谷ヒカリエ

 渋谷駅周辺の再開発に著名建築家

 大阪ステーションシティ

 グランフロント大阪│大阪市北区

 名古屋駅前の超高層化が加速

 名古屋駅前に超高層が続々

  ミッドランドスクエア

  名古屋ルーセントタワー

・3 都心三区を一変させた 超高層による街づくり

 JPタワー・KITTE

 丸の内パークビルディング・三菱一号館

 新丸の内ビルディング

 明治安田生命ビル[丸の内 MY PLAZA]

 霞が関コモンゲート・中央合同庁舎第7号館

 九段第3合同庁舎・千代田区本庁舎

 日経ビル/JAビル/経団連会館

 WATERRAS/ワテラス|東京都千代田区

 GINZA KABUKIZA|東京都中央区

 室町東三井ビルディング/日本橋室町野村ビル

 日本橋三井タワー|東京都中央区

 泉ガーデンン

 東京ミッドタウン

 六本木ヒルズ|東京都港区

 虎ノ門ヒルズ|東京都港区

 赤坂サカス|東京都港区

・4 時代の証言:東京再生と大規模開発

 2002年|商空間こそが「街の生命力」を支える

  三菱地所ほか

 2005年|民間事業者が披露する都市再開発の成功条件

  三菱地所、森ビルほか

 2007年|緑を舞台に様々な人が交わる場を目指した

  三井不動産

 2012年|競争でなく「共創」が人を集める

  東京急行電鉄

・5 タワーシティと環境の調和を図る緑化・省エネ

 大手町の森/大手町タワー

 愛宕グリーンヒルズ

 なんばパークス

 ブリーゼタワー

 ソニーシティ大崎

 品川インターシティ

・6 構造技術が可能にする「まちとの関係」

 モード学園スパイラルタワー

 モード学園コクーンタワー

 中之島フェスティバルタワー|大阪市北区

 名物ホールの上に超高層

・7 都市の更新時に求められる超高層解体技術

各社の解体工法が出そろう

 グランドプリンスホテル赤坂解体工事

 旧ホテルプラザ解体工事

 大手町フィナンシャルセンター解体工事

 鹿島旧本社ビル解体工事

著者:日経アーキテクチュア・

出版社:日経BP社

サイズ:B5

ページ数:352

発行年:2013.10