
土木技術者のためのRevit入門
国土交通省が取り組みを進めているi-Constructionは、ICTの全面的な活用施策を建設現場に導入することによって、建設生産システム全体の生産性向上を図り、魅力ある建設現場を目指すもので、3次元CADデータの活用がほぼ前提になる。この一環として、CIM導入ガイドラインが公開され、河川や橋梁などの構造物についてのIMモデルが明示された。これにより土木構造物のCIMモデルを作成するツールとして、Revitの活用が注目を集めている。
これまでRevitの解説書としては建築のBIMを中心とした解説書しかなく、土木分野で利用するのは難しかったが、本書はRevitに触れたことのない土木技術者向けに、CIMモデルを作成するステップを橋梁を例としてわかりやすく解説。土木特有の現況地形の扱い方から勾配や線形の取り込みといったモデル作成の前作業から、Civil 3DやInfraWorksとの連携などまで、より高度な使い方まで示す、読者がRevitを活用してCIMを始めるための入門書。
■目次
第1章 はじめてのRevit
第2章 構造物(橋梁)モデルの作成
第3章 配筋と集計表の作成
第4章 Autodesk Civil 3Dとの連携
第5章 Autodesk InfraWorksとの連携
第6章 その他の便利な機能
第7章 Revitの基本コマンドリファレンス
著者:一般社団法人Civilユーザ会
出版社:日経BP
サイズ:B5
ページ数:396
発行年:2018.09