かくして建築家の相棒
「あそこに帰ろう」と私達はよく言う。あそことは、一切よけいな物を持たず走り抜けた砂漠のことである。あそこにはほんとうに何もなかった。そして私達にも、何もなかった。三百六十度、完全無欠の地平線と空しかなかった。
スペインにて建築武者修行中の内藤廣にあうため、シベリアからパリまでの一人旅、スペインでの生活、日本への帰国二人旅の道程を綴ったエッセイ。
■目次
・はじめに
・シベリアからスペイン
・モロッコ
・シルクロード
著者:内藤響子
出版社:日本図書刊行会
サイズ:四六
ページ数:268
発行年:2001.07
