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都市の記憶 美しいまちへ

セール価格 3,850円(税込)

関東大震災や昭和20年の戦災という<強烈な破壊>によって、幾多の貴重な建造物が消え去った。今でも、都市の記憶を秘めた建物が取り壊され、近代的なビルに生まれ変わる光景を目の当たりにする。こうした過去の破壊を「経済成長のため」と割り切っていいのだろうか。どうすれば歴史的、文化的に価値の高い建造物を残し、陰影のある美しい都市を次の時代に継承していけるのだろうか。私達は経済合理性の中でその仕組みづくりを考えなければならない転換期にいる。ここでは、250ページのカラー写真と現存する近代化遺産の最新完全リストを掲載し、歴史的建造物の意義を考察する。旧日本郵船小樽支店、明治生命館、日本銀行本館、三井本館、大阪中央郵便局、日本瓦斯本社ビル、大分銀行赤レンガ館など多数収録。

著者:鈴木博之、増田彰久、小澤英明、オフィスビル総合研究所

出版社:白揚社

サイズ:A5

ページ数:382

発行年:2002.04