新版 夢のすむ家 20世紀をひらいた住宅
住まいの性格が変わり今の生活が生まれた。
「近代を生むプロセスのなかで、住まいの性格は大きく変わって、その結果、今のわれわれの暮らしが生まれた。」
コルビュジエ、ミース、ライト、ガウディはじめ、一時代を画した名作をヨーロッパ、アメリカ、そして京都・大阪に訪ね、住宅に込められた「夢」を甦らせる。書き下ろし最終章を加えた決定版。
■目次
・二十世紀への扉 ベーレンス自邸
・遅れた物が先頭に立つ ヒル・ハウス
・森の生活 アメリカの原像 落水荘
・キーワードは田園か郊外か サヴォア邸
・棲息地のヴィジョン カサ・ミラ
・戦前、円筒ヴォールトの数寄屋があった 松殿山荘
・あくがれいづる魂の棲家 赤い家
・産業革命発祥の原点 ニュー・ラナーク
・ちいさな親切・おおきなお世話 プルマン・タウン
・日本の建築家のある種の嗜好に エイヘン・ハールトの集合住宅
・住むためのオフィスは湖畔に建つ レイク・ショア・ドライブ
・都市住宅不受不施派 住吉の長屋
・二十世紀のアルカディアは可能か ガラスの家
著者:鈴木博之
出版社:白揚社
サイズ:A5
ページ数:324
発行年:2014.05
