
伝統を今のかたちに 都市と地域再生の切り札!
■目次
・プロローグ
「人気の観光地」川越と「印象の薄い」土浦
:歴史ある町が進んだ別々の道
第一部 歴史的建造物が地域を活性化する
第一章 地域の方針(ビジョン)が町の未来を大きく左右する
第二章 地域再生の切り札としての観光と歴史的建造物
第三章 歴史的建造物はリノベーションで蘇る
第四章 既存の制度の枠を広げれば多くの建物が守られる
第二部 歴史的建造物を活かすための具体策
第五章 歴史的建造物を活かすために建築家たちができること
第六章 「復原」あるいは「復元」という行為について
:ホンモノとニセモノの分かれ道
第七章 歴史的建造物保護制度の現状と今後の方向性
第八章 歴史的建造物の税制について
第九章 歴史的建造物保護の海外事例
:ナショナル・トラストとブルー・プラク・スキーム
第十章 歴史的建造物保護の法的手段
:未利用容積移転から公共貢献へ
・エピローグ 都市の記憶を失う前に私たちは何をすべきか
・特別寄稿
「伝統を今のかたちに」の発想で地域の個性を活かした魅力ある日本に
・写真コラム 「ホンモノ」の町並みとは何か
コラム1 新宿ゴールデン街という魅力的なコンテンツ
コラム2 リノベーションと建築規則
コラム3 「ファサード保存」はもうやめよう
コラム4 「文化財」も「建築」である
コラム5 中国をフェイク大国と笑えるほど日本人は本物志向か?
コラム6 建物の保存に経済合理性が導入された日
コラム7 ヨーロッパと日本、歴史的建造物保護の事情
著者:後藤治、オフィスビルディング研究所「歴史的建造物活用保存制度研究会」
出版社:白揚社
サイズ:B6変
ページ数:272
発行年:2017.08