空間造形論体系 世界の創造主たちへ
建築を主とする空間造形デザインは、それが建設されれば、その後何十年にわたり、多くの人々に様々な物的、心理的影響を与え続けるという極めて重大な責任を持つという事実にもかかわらず、現状の空間造形の決定は、さしたる論理的根拠も明らかにされず、昔ながらの作家の個人的な好みや、趣味趣向、イマジネーションによってなされているケースが大部分である。21世紀の都市環境、人間環境においては、万人に認められる確固とした空間造形の科学的論理が確立されなければならない。本書は、こうした科学的論理を、考えられるあらゆる角度から体系的に構築しようとしたものである。
著者:亀井正弘
出版社:鳳山社
サイズ:A5
ページ数:184
発行年:2000.04
