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明治初期日本政府蒐集 舶載建築書の研究

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本書は、舶載書とりわけ米国出版のパターンブックが担った役割を実証的に解明し、明治新政府が蒐集した建築関連洋書の全容の把握を試みるとともに、購求意図・蒐集・移管の経緯、および開拓使を対象に、意匠・技術両側面から建築関連洋書の参照の様子を明らかにしたものである。

■目次

・序

 明治初期洋風建築導入過程の諸問題

 「洋風建築」をめぐる用語

 翻訳語としての「雛形」

 パターンブック研究の動向

・第1章 開拓使旧蔵建築関連洋書の購入と移管経緯

 札幌農学校文庫の洋書目録

 札幌農学校文庫の購入ならびに移管経緯

 札幌農学校文庫の建築関連洋書

 開拓使工業局旧蔵書および建築関連洋書

 ロシアより輸入された建築書ならびに図類

 開拓使煤田開採事務係旧蔵洋書

 小括

・第2章 開拓使営繕事業における舶載建築書の参照

 開拓使旧蔵舶載建築書の概要

 開拓使建築の洋風要素

 開拓使洋風建築の意匠とパターンブック

 民間の市街地建築に見るパターンブックの影響

 小括

・第3章 開拓使によるバルーンフレーム構法と米国式家畜房の導入

 クラークの寄贈書

 バルーンフレーム構法の導入

 米国式家畜房American barnの導入

 揚水風車

 小括

・第4章 明治初期中央官庁における建築関連洋書の蒐集

 菊池重郎による明治初期公刊洋書目録の報告

 太政官蒐集の建築関連洋書

 工部大学校創設期の所蔵建築関連洋書

 文部省蒐集建築関連洋書

 小括

・結

著者:池上重康

出版社:北海道大学出版会

サイズ:B4

ページ数:160

発行年:2011.09