VILLAS（ヴィラ）　西洋の邸宅 19世紀フランスの住居デザインと間取り

19世紀の建築家レオン・イザベ、ルブランの設計・製図による「ヴィラ 都市住宅と郊外住宅－16、17、18、19世紀の様式による現代パリの住居のモチーフ、および、外国の傑出した住宅」（1867年刊）の図版を再編成。本書の図版は、16世紀から19世紀の様式による住宅建築の雛形であり、原書は19世紀フランス当時のいわば「住宅カタログ」。各デザインの様式は時代・地域とも多岐にわたり、寸法付きの詳細な立面図と平面図を掲載。そこには、主（あるじ）の家族や使用人、芸術家、商人などそれぞれの職業や階級に合った部屋、食堂や図書室など共同生活の場のほか、ギャラリー、テラスなど遊興のための場も見られる。

■目次

・様式別一覧

　古代ローマ様式、ゴシック様式、イタリア・ルネサンス様式

　フランソワ1世様式、アンリ4世様式、ルイ13世様式

　ルイ14世様式、ルイ15世様式、ルイ16世様式、折衷様式

　諸外国の住宅、非様式デザイン

・原書序文　ヴィラ 都市住宅と郊外住宅

・図版

・用語集