型而工房 叢書・近代日本のデザイン 昭和篇 第43巻
本巻には、昭和三年に蔵田周忠(一八九五~一九六六)を中心に結成された型而工房および同人の豊口克平(一九〇五~一九九一)の文献を収録。『国際建築』誌上でパイプ家具、椅子、アパートメントの収納問題の調査とそれに基づく具体的提案を発表し、後に別刷の機関誌として発行した『ラポルト』をはじめ、当時のモダニストの生活様式や日本が到達していたモダンデザインの水準を示す貴重資料集。
■内容
型而工房ラポルト 1 パイプ家具
手塚敬三・松本政雄著 型而工房・国際建築協会
型而工房ラポルト 2 椅 子
小林登・豊口克平・斉藤四郎著 型而工房・国際建築協会
型而工房ラポルト 3 アパートメントの室内図解と数字
豊口克平著 型而工房 昭和九年五月
型而工房ラポルト 4型而工房第二回標準家具(1936年)
(未刊)豊口克平著 『国際建築』第十三巻第四号 昭和十二年四月
生産工業的家具 型而工房編 洪洋社
標準家具 豊口克平著 東学社 昭和十年
・解説 森仁史/敷田弘子
著者:
出版社:ゆまに書房
サイズ:B5
ページ数:
発行年:2012.07
