現代産業美術 長谷川七郎 叢書・近代日本のデザイン 昭和篇 第59巻
著者の長谷川七郎(一九一三二〇〇五)は詩人で建築家。本書は一九四〇年前後に雑誌『美術』『アトリヱ』『広告界』に寄稿した論考を柱としてまとめたもの。当時の前衛芸術運動との関連性とともに、バウハウスやニュー・バウハウスの動向に拠りつつ日本の「産業美術」の諸問題と進むべき方向性を分析している。写真、博覧会展示技術、ポスター等の宣伝広告技術、機械関係雑誌の表紙やレイアウト、機械メーカーのカタログなどについても豊富な図版を添えて言及。
著者:長谷川七郎、藤井素彦
出版社:ゆまに書房
サイズ:B5
ページ数:
発行年:2014.11
