建築構法 第3版
建築はどのように造られるのか。合理的な建築構造法とはいかなるものか。本書は、木構造・鉄骨構造・鉄筋コンクリート構造を中心に、基礎・地盤から、屋根・内外壁・床・天井などの各部構造、さらには建具・造作に至るまで、現代建築構法の概要を詳細に解説したものである。各構造の歴史的変遷に触れながら、伝統技術・在来工法と最新の建築技術とを過不足なく紹介し、設計例などの説明には挿図に寸法を明示して、将来設計・施工に携わる読者の便を計った。建築系諸学科のテキスト・参考書に最適。法規・規格の改正にともない,木構造・鉄筋コンクリート構造を大幅に改訂。
■目次
・1章 概説
はじめに/建築のく体構造と付帯部分
・2章 基礎構造
概説/各種基礎/くいおよびピャー/基礎設計での留意事項
・3章 木構造
概説/木材の物理的性質/力学的性質/建築用木材と製材/継手と仕口/木構造用金物類/和風木構造/洋風木構造/他
・4章 鉄骨構造
概説/鉄の物理的性質/力学的特徴/建築物の構造設計について/軸組計画/鋼材の形状と接合法/鉄骨架構の形態/実例/他
・5章 鉄筋コンクリート構造
概説/諸性質について/コンクリートおよび鉄筋/鉄筋コンクリート建築物について/設計例/他
・6章 れんが造
れんが造の歴史/れんがの種類/れんが造建築の構造規準
・7章 各部構造
屋根/壁とその仕上げ/床とその仕上げ/天井とその仕上げ
・8章 造作
概説/階段/床の間/その他の造作
・9章 建具
概説/木製建具/鋼製建具/アルミニウム製建具/特殊な建具/建具金物
・付録
著者:佐治泰次、松藤泰典
出版社:理工学社
サイズ:B5
ページ数:266
発行年:2005.04
