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人工地獄 現代アートと観客の政治学

セール価格 4,620円(税込)

アートと社会の関係性はいかに変化してきたか?

芸術史において見逃されてきた「参加」の系譜をアクロバティックに再編集し、現代アートの動向を批判的に読解する。

・本書で言及される理論家(一部)

アドルノ、マルクス、ボードリヤール、ベンヤミン、ラカン、マクルーハン、ジャック・ランシエール、レヴィ=ストロース、T・J・クラーク、ジル・ドゥルーズ、フェリックス・ガタリ、スーザン・ソンタグ、スラヴォイ・ジジェク、ハル・フォスター、ハンス・ウルリヒ・オブリスト、ロザリンド・クラウス、ニコラ・ブリオー、ボリス・グロイス、グラント・ケスターetc

■目次

・序論

・第一章 社会的転回:コラボレーションとその居心地の悪さ

・第二章 人工地獄(アーティフィシャル・ヘルズ):歴史的前衛

・第三章 私は参加する、君は参加する、彼は参加する・・

・第四章 明示された社会のサディズム

・第五章 社会主義の内にある社会性

・第六章 附帯の人々:芸術家斡旋グループとコミュニティ・アート

・第七章 旧西側体制(フォーマー・ウェスト)

・第八章 委任されたパフォーマンス:外部に委ねられる真正性

・第九章 教育におけるプロジェクト

 :「いかに芸術作品であるかのように、授業を生きさせるか」

・結論

1.梯子とコンテナ

2.参加の終焉=目的

著者:クレア・ビショップ、大森俊克

出版社:フィルムアート

サイズ:A5

ページ数:535

発行年:2016.05