芸術の発見 AI時代の生きる条件
いま発見される芸術、古代の問答術、よく生きることの意味。AI終末論に対峙する「希望の書」、岡﨑乾二郎、最新の思考。AIにつまずき、AIをつまずかせる──緊迫の応答、待望の書き下ろし。
日々AIと会話し、ともに何かを生み出すことが日常化した現代。しかしAIとの会話はときに円滑に進みすぎ、壁打ちに陥ってしまう。ユーザーとAIの創造的な対話は、いかにすれば可能なのだろうか?──ここに、創造と対話の源泉への問いが立ち上がってくる。
前著『芸術の設計』におけるノーテーション理論の見直しから、古代ギリシャの「エートス」概念や問答術、『オイディプス王』、そしてビートルズのレコードに刻まれた「ランアウト・グルーヴ」まで……AIとのやりとりから出発した思考は、古今東西の知恵と芸術をめぐる旅を経て、生成=想起=発見の術に行き着く。
『芸術の設計』から約20年。AI時代に岡﨑乾二郎が問う、創造と対話の根源とは?制作と批評を往還してきた著者が放つ、驚きと躓きに満ちた〈発見〉の書!
■目次
・プロローグ
・第一部 0層のノーテーション──AIとの問答術
I 0層のノーテーション
II 問答
III 0層へ向かうエートス
IV 埋め込まれた時間
インターローグ──リウィア邸の庭園壁画
・第二部 遡行的発見──これしかなかった
I 五つの公理と遡行的時間
II 音楽の時間
・エピローグ──ある日のAIたちとの会話
著者:岡﨑乾二郎
出版社:フィルムアート社
サイズ:A5
ページ数:216
発行年:2026.06
