
逆格差論、名護市長岸本建男と象設計集団が遺したもの
忘れられた沖縄の思考は再び蘇るのか?画期的なまちづくり計画とどこにもない建築を生み出した「山原の奇跡」。そこから現れた一市長の苦渋の選択と、地域の自立を見つめた昭和・平成・令和の物語。
■目次
・はじめに―「格差」と「豊かさ」への視点
・第1部 主人公たちの前史
沖縄から来た青年―揺れる早稲田で
「象」はどこから現れたか―吉阪スクールの流儀
・第2部 山原の奇跡
岸本建男、「象」に遭う―物語の始まり
それは「逆格差論」と呼ばれた―第一次名護市総合計画
名護の梁山泊―二つの環の交わり
沖縄の建
著者:菊地史彦
出版社:論創社
サイズ:四六
ページ数:320
発行年:2025.07