建築雑誌 2008年03月号 特集 レム・コールハース以降の建築理論
■特集 レム・コールハース以降の建築理論
レム・コールハースが最初の建築理論書である「錯乱のニューヨーク」を世に問うた1978年前後から理論と文化への旧来の信が全世界的に瓦解しはじめ、新たなうねりが生み出された。本特集では、建築理論の可能性と不可能性を、1978年以降のコールハースを基準線に考えてみる。
・I 解題・基礎的Q&A レム・コールハースの建築理論をめぐる基礎的Q&A
南泰裕
・II インタビュー
難波和彦 可能性としての「錯乱のニューヨーク」
八束はじめ 建築理論の失効/都市理論の変容
・III 建築理論解説
松田達 OMAとAMO、拡張された建築家
入江徹 建築理論における三つのケース
・IV 年代別論考
坂牛卓 80年代に僕らは何を感じていたか?
丸山洋志 ANY会議のA-go-ny
今村創平 9.11以降の建築理論の状況
・V ブックリスト・語録
脇坂圭一 1978年以降の建築理論ブックリスト
レム・コールハースをめぐる語録(抜粋)
■特集 都市のリテラシー
・I 解題・取材
東京歩きテクト 建築への興味を都市の未来につなげる
・II 実践
佐々木博美 生きた建築・都市教育の実践
韓亜由美 近未来「生きられる公共空間」2016年竣工「新宿駅南口地区基盤整備事業」周辺をテーマに
村松伸 街を視る力、街に参加する心 街理解リテラシー構築プログラムの試み
佐藤滋 まちづくりのリテラシー
・III インタビュー
町村敬志 都市の営みとリテラシー 社会学の立場から
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:106
発行年:2008.03
