建築雑誌 2009年06月号 特集 インテリアを語る /検証「批判的工学主義」-BUILDING Kから考える
■特集 インテリアを語る
I. 解題 杉浦久子
II. インテリアデザインとその手法
1 森田恭通 森田恭通は本当に「ヤンキーバロック」なのか?
2 橋本夕起夫 建築家に見る倉俣史朗、杉本貴志との共通点
3 グエナエル・ニコラ Design in action のデザイン
4 李明喜 コミュニケーションの可能性を拡げる空間デザイン
5 小坂竜 企業に属し、尖鋭的なクリエーションを指向する
III. 建築とインテリアをめぐる思考
1 青木淳 様相が内部空間の構成を食い破るとき-村野藤吾の現代性
2 岡田栄造 なぜ「建築家のインテリア」か
3 新川博己 インテリアデザインと記号化について
IV. わたしが推薦する若手建築家
1 岡田栄造 建築的なだけではない、建築家のインテリア
2 新川博己 領域をこじ開けるチカラ、への期待
V. インテリア教育をめぐって
1 内田繁 桑沢デザイン研究所のデザイン教育
2 藤原俊樹 桑沢デザイン研究所の強み
VI. まとめ
入江徹 「インテリア」をとらえるための状況と言葉
■特集 検証「批判的工学主義」-BUILSING Kから考える
I. 解題 藤村龍至
II. インタビュー
1 難波和彦 工学もデザインです
2 斎藤公男 エンジニアリングについて議論するプロセスを
-「アーキニアリング・デザイン」から「批判的工学主義」を見る
III. 批評
1 東浩紀 それはなぜ「批判的」なのか
2 山梨知彦 理論と言説と実作が織りなすシステム的作品-プロセスログとしてのBUILDING K
IV. 多角的検証 検証 BUILDING K
伊藤暁 BUILDING Kの粗さについて
荻原詩子 「BUILDING K」取材記
高木栄一 工学的意匠とマーケティングの関係
佐藤敏宏 kusoを観察栽培する時なんです
V. 建築論としての検証
倉方俊輔 ネオ・ポストモダニズムの建築言語
■連載
・海外に学び日本に学ぶ 分業化のオモテとウラ/佐藤篤司
・建築のある掌話 ヴォイス♯3/南泰裕
・まちに仕掛ける 染めのまちに咲く「のれんの華」
/安井建築設計事務所 大阪事務所
・切手に見る世界建築 死の表象/横山正
・編集室 編集余滴/杉浦久子
著者:
出版社:日本建築学会
サイズ:A4
ページ数:118
発行年:2009.06
